
苗の数が増えてくると、水やりに時間がかかり、その後、葉に溜まった水を飛ばしていると、かなり時間がかかります。苗の植え方と水やりグッズを変更することで、水滴飛ばしを行わなわず、水やりの時間を短縮することができました。
・普段から慎重に水やりをしていて、葉に水をかけることはないという方は、参考になりません。
私は雑な性格で、水をいっぱいあげていい時期は、水道につないだホースのシャワーで苗の上からざばーっと水やりをしていました。
風通しがいい環境やカビや菌が少ない環境であれば、葉に水が溜まってもそのままでも大丈夫かもしれません。
私の環境は無風でカビも発生しやすいので、葉に水を貯めたまま放置すると、その部分から腐ってくることが多いため、
葉に水が溜まってしまったら、100円ショップのブロアーで吹き飛ばしていました。
(その前は、カメラ用ブロアーを試したことがありましたが、手がつかれるので息を吹きかけたりしていました。)
・私が使っているアイテムも慣れが必要です。上手く扱わないと結局葉に水をかけてしまいます。
・苗を小さく育てたいため、鉢に対して苗がパンパンに大きくなっている場合はお勧めできません。屋外仕様です。
最近の水やりアイテム
暖かくなってきたので、根がきちんと張っている苗の水やりは、トレーごと水を張ったトレーにおいて床面給水をします。まだ根が少ない苗や水やりの量を調整しなければならないときに使っているアイテムです。

蓄圧式噴霧器のノズルをタカギの水やりの部品を使って水道につないだホースにつないだものを使っています。
もっといい部品も探せばあるかと思いますが、スーパービバホームで手に入るものを利用しました。
雑ですが、ノズルについていたホースと購入したホースの接続部は差し込んでつないでいるだけなのでテープで止めています。
鉢側の工夫
苗のサイズに対してあまり大きすぎない鉢を使うことが推奨されますが、私は水やりの時に苗に水がかからないように、苗の大きさや形状で鉢を選びます。
噴霧器のノズルから出た水が苗にかからず土にかかるような空間を作ります。

鉢の縁と苗の下葉が近くならないように、鉢にできるだけ土を入れています。アガボイデスなどの葉が地面から広がるタイプの苗は苗が大きくなったら苗の周りに隙間を確保できる鉢のサイズに変えています。
ノズルの先端が入るスペースがあれば問題ありません。噴霧された水が広がります。
ノズルから出る水流が強すぎると土を飛ばしてしまいます。水道の蛇口で流量を調整します。
水やり時に、水が跳ねて、土中の菌が植物に付着することもあるとのことなので注意します。
噴霧かジョウロか



噴霧器のノズルを使っているので、そのまま利用すると、ノズルの先端から霧状の水が出ます。
水やりの量を減らしたいとき、葉に水をかけたくないときに噴霧のノズルを利用して水やりをします。
葉についたゴミや土を取り除きたい場合も、利用しています。噴霧の水圧で結構綺麗になります。
もっと水をあげたい/出したいときは、噴霧ノズルの先端の部品を取ります。そうするとジョウロのように使うことができます。
水やりのON/OFF

利用しているノズルは、レバーがついているので、レバーを押すとノズルから水が出ます。
鉢ごとにノズルをON/OFFしていると結構手がつかれます。
レバーを連続にスライドさせることで、ずっと水を出した状態にできます。噴霧にしているときは連続で出していても苗から離せばそこまで苗がぬれないので便利です。
購入したもの
以下の商品を購入しました。

①蓄圧式噴霧器
ノズルとホースを取ってしまったあとです。左側の黒い部品がついている接続部にホースとノズルがついていました。
ホースとノズルを使いました。

②噴霧器のノズルがついていたホースにつないだ4㎜ホース
タカギの4㎜ホースを購入しました。噴霧器のノズルについていたホースの端部がジョイント形状となっていたので、このホースの端部を温水で温めて差し込みました。
③4㎜ホースを水道につないだホースと接続するコネクタ
水道につないでいるホースには、タカギのコネクタ(凸側)を付けてあったので、4㎜ホースをつなぐ凹側のコネクタを購入しました。
噴霧ノズルとホースの接続
ホースの端部を60℃程度の温水で温めて柔らかくしてから噴霧器のノズルにつながっていたホースと接続しました。
かんたん液肥希釈キットとの接続
成長する時期に入る際に、私は肥料をあげるようにしています。今回のキットは水道に直結したので、所持していたタカギの簡単液肥希釈キットもそのうちつないで試してみたいと思っています。多肉植物の希釈倍率はかなり高いので、セットする原液を薄めるなど、今後試してみたいと思っています。
これまでの水やり方法
一番初めは花壇で地植えで栽培していたので、気楽にホースで水やりをしていました。
鉢植えに変えた際に、水差しを使い始めたのですが、何度も水差しに水を入れないといけなかったため、ホームセンターで大きいサイズの水差しを買いました。
そのあと、コーヒー用のポットを使ってみたり、100円ショップの噴霧器を使ってみたり、今回の水道直結を使う前は、別のメーカーの蓄圧式噴霧器を使っていました。どれも水が足りなくなっては追加が必要だったので、早く水道直結にしたいと思っていました。
自動水やりシステムも導入したい。
根が安定している元気な苗は、床面給水で問題ないので、そのうち自動水やりシステムも導入したいと考えていますが、温室内は、冬以外の置き場として最適ではなく、既に暖かくなってきた時点で急に乾燥しやすく、枯れさせやすくなる環境に様変わりするため、管理が大変になります。
なので暖かくなってきたら、まずは温室内の苗を外にだすようにしています。
できるのであれば、温室は冬以外は壁が外せるように作りたいです。